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呉行政院長、暴力団との旅行問題で賠償提訴


ニュース 政治 作成日:2009年11月11日_記事番号:T00019134

呉行政院長、暴力団との旅行問題で賠償提訴

 
 呉敦義行政院長が就任前の昨年12月、仮釈放中の暴力団幹部とインドネシアのバリ島を旅行していた問題で、呉行政院長は10日、問題追及の先鋒で、民進党の南投県長選公認候補の李文忠氏を名誉棄損で台北地裁に提訴した。呉行政院長は李氏に300万台湾元(約830万円)の損害賠償と主要紙への謝罪広告掲載を求めた。11日付蘋果日報が伝えた。
 
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呉行政院長は、「勝訴すれば賠償金は南投県の社会的弱者に寄付する」と語った(10日=中央社)
 
 李氏は呉行政院長が中部の暴力団幹部、江欽良氏とバリ島を旅行したことに関し、「南投県の砂利業の利権や南投県議会の議長人事が絡んでいる」などと厳しく攻撃し、南投県民に謝罪すべきだなどと主張していた。これに対し、呉行政院長は李氏の攻撃が選挙戦目的の名誉棄損に当たるとして提訴を決めた。呉行政院長は「李氏が過ちを悔い、公に謝罪すればいつでも提訴を取り下げる」としている。