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台北駅ツインビル開発、4度目入札に中華工程が応札へ


ニュース 建設 作成日:2009年11月11日_記事番号:T00019144

台北駅ツインビル開発、4度目入札に中華工程が応札へ

 
 台北駅周辺再開発の目玉となる高層ツインビル「双子星大楼」などの建設を目指すC1、D1区画開発計画について10日、4度目となる開発業者選定の競争入札に参加するための保証金納入期限を迎えた。今回は建設大手の中華工程が3億5,700万台湾元(約10億円)の保証金を納入したもようで、発注者の台北市政府捷運工程局は「再び流札となる可能性は低い」と楽観的な見方を示した。11日付工商時報が伝えた。

 中華工程の沈華養副総経理は「捷運局から発表がある」と間接的に応札を認めたものの、「保証金を納入しても正式に応札できるかどうかは、次段階の資格審査の結果による」と語った。

 このほか、7月には財務能力が不十分として応札できなかった賀川国際が新たな投資パートナーを迎えて再度応札した。なお、市場で応札の観測が出ていた樺福建設や、森ビル(本社・東京都港区、代表取締役社長・森稔)は、これを正式に否定した。

 今回、応札者は3カ月以内に開発提案書を台北市政府のプロジェクトチームに提出し、審査を経て早ければ2月にも開発業者が決定する。