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TIMCのDRAM再生計画、経済部審査を通過


ニュース 電子 作成日:2009年11月11日_記事番号:T00019157

TIMCのDRAM再生計画、経済部審査を通過

 
 DRAMメーカーから産業再生計画の提出を受け、審査を経て1~2社に政府出資を行う経済部の「DRAM産業再生プラン」について、黄重球経済部次長は10日、政府主導で設立された台湾創新記憶体(TIMC)が提出した計画書が既に審査を通過したことを明らかにした。一方、力晶半導体(PSC)が提出した、フラッシュメモリメーカーを立ち上げた上で出資を求める計画は、承認されないことがほぼ確定したという。11日付電子時報が報じた。

 黄次長によると、TIMCの計画は政府が提示した産業再生のための大原則に合致しており、経済部は今後行政院国家発展基金(国発基金)に対し、同社への投資を申請することになる。

 ただ、投資には関連省庁のトップおよび立法院の同意が必要で、経済部はTIMCへの出資案を立法院の議題として取り上げるよう立法委員と折衝を開始するという。

 力晶とその他一件の計画については、間もなく審査を行うことになるが、国発基金による投資がどれほど必要かなど、詳細が不明確な部分が多く承認を得るのは難しい情勢だ。