ニュース
運輸
作成日：2009年11月12日_記事番号：T00019167
猫空ロープウエー、ロープ架け替え作業開始
支柱下部の土砂流出で昨年９月から運転を休止している台北市の猫空ロープウエーで11日、問題の起きたＴ１６支柱からロープを外し、新たに設置した支柱に架け替える作業が始まった。台北市政府は「運転再開時期は未定」としているが、春節（旧正月）前後の再開を目指しているもようだ。12日付自由時報などが伝えた。
支柱の移転先は旧支柱から約30メートル離れた位置で、架け替え作業には１カ月程度かかる見込みだ。同日は天候不順で作業が中断したが、12月上旬までに作業を終える計画だ。
台北市政府の趙心屏広報担当によると、12月に中華民国土木技師公会に委託して総点検を行い、その後１カ月間の試運転により安全に問題がないことを確認した上で正式な再開時期を発表する予定だ。
