ニュース
商業・サービス
作成日：2009年11月12日_記事番号：T00019176
小籠包の鼎泰豊、来春杭州に１号店
小籠包レストランの鼎泰豊は、来年３月にも中国の浙江省杭州市蕭山区に杭州１号店をオープンさせる。同社は既に上海で９店舗を展開しているが、杭州への出店を機に長江デルタ地帯での展開を進めるものとみられる。12日付工商時報が伝えた。
鼎泰豊は10月末にザ・ポートマン・リッツ・カールトン上海に上海９店舗目をオープンしたばかり。同店のマネージャークラスはすべて、米カジュアルレストラン、T.G.I.フライデーズの台湾店から迎え、従業員のサービスも米国式を取り入れたものとなっている。今後、同店舗を中国での人材訓練センターとする方針だ。
他の上海８店舗も連日満員となっており、今年５月には同地にセントラルキッチンを設置した。上海店舗の平均消費金額は100～200人民元（約1,300～2,600円）で、上海では中価格帯。客層は日本人を最多とする外国人、および海外帰国組の中国人が50％、香港とマカオからが10％、残りを中国人サラリーパーソンが占める。
