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富士通の台湾調達、来年は20億ドル以上に


ニュース 電子 作成日:2009年11月12日_記事番号:T00019182

富士通の台湾調達、来年は20億ドル以上に

 
 台湾富士通の武田春仁董事長は11日、台湾および中国と東南アジアの台湾系企業からの調達額が、来年は20億米ドルを超える見込みだと表明した。また、台湾を中国や東南アジア市場での展開に向けたハブ拠点と見なし、台湾企業との協力関係をより緊密にしていく方針を示した。12日付工商時報が伝えた。

 同日開かれた、日台の官民共催による「第1回日台ITビジネス対話会議」に出席した富士通本社の間塚道義社長によると、ICT(情報・通信に関連する技術の総称)分野や、半導体部品で台湾からの調達額を拡大する予定で、既に先ごろ台湾積体電路製造(TSMC)に対しロジックICチップなどを発注したばかりだという。

 間塚社長はこのほか、デジタルコンテンツ、インターネットデータセンター(IDC)、二酸化炭素(CO2)排出量削減などといったサービスの分野で台湾企業と合弁企業設立も視野に提携を深め、中国および東南アジア市場を開拓していく意向も表明した。