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エイサー、3DノートPCを発売


ニュース 電子 作成日:2009年11月12日_記事番号:T00019189

エイサー、3DノートPCを発売

 
 宏碁(エイサー)は11日、3次元(3D)表示スクリーン搭載の15.6インチノートパソコン「Aspire 5738DG」を発売した。定価は3万7,900台湾元(約10万5,000円)で、同性能の2D表示機種との差額を5,500元に抑えた。12日付工商時報などが伝えた。
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台湾市場向け出荷第1弾の1,000台は既に予約がいっぱいだという(エイサー提供)

 林顕郎・台湾区総経理によると、3Dコンテンツが現時点ではまだ多くないため、同機種には専用メガネをかけることで、2Dコンテンツを3Dとして楽しめるソフトウエアを搭載している。また3Dエンジンを起動しない状態での使用感は、2D機種と変わりないという。さらに、「来年は3Dデジタルカメラが大幅に値下がりし、3DノートPCの需要が高まる」と期待感を示した。

 同機種はパソコン受託製造大手、緯創資通(ウィストロン)との共同開発によるもの。ウィストロンの荘詔仁技術開発総監は「当社の3D技術は、同業他社を大きくリードしており、来年の3DノートPC受託は世界シェア9割以上となる」と強い自信を示した。既にヒューレット・パッカード(HP)とデルからも受注しているもようだ。