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SPIL、力晶からウエハーテスト施設を購入


ニュース 電子 作成日:2009年11月12日_記事番号:T00019190

SPIL、力晶からウエハーテスト施設を購入

 
 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手の矽品精密工業(SPIL)は11日、力晶半導体(PSC)の新竹科学工業園区(竹科)のウエハーテスト・研究開発(R&D)施設と関連施設を購入すると発表した。購入額は17億8,000万台湾元(約49億5,000万円)。SPILは今後、ウエハーのテストおよび製品倉庫として使用する。12日付蘋果日報が伝えた。

 同施設の床面積は1万7,130万坪。2008年中旬に力晶のウエハーテスト・研究開発センターとして完成した。しかし、不景気に遭遇したこともあって、現在、力晶傘下のシリコンIP(知的財産)プロバイダ、力旺電子(eMemory)など4社が使用するにとどまっている。

 SPILの江百宏広報担当は購入の目的について、竹科でのウエハーテスト設備の深刻な不足を解消するためだと語った。

 なお、力晶は今回の設備売却で得た資金を債務返済に充てることで、負担を軽減できると同紙はみている。