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智同のバイク用ヘルメット、安全懸念で回収命令


ニュース その他製造 作成日:2009年11月13日_記事番号:T00019209

智同のバイク用ヘルメット、安全懸念で回収命令

 
 経済部標準検験局はこのほど、バイク用ヘルメットの品質検査を行った。サンプル検査を受けた20製品のうち、シールド部分に問題があったものが2製品、ヘルメット自体に問題があったものが2製品だった。うち1製品はシェア3割の智同企業の製品で、時速40キロメートルで地上に投げ出された場合、ヘルメットに0.2センチの亀裂が発生し、保護性能が損なわれる可能性があるとして回収を命じた。13日付蘋果日報が伝えた。

 智同企業の製品で亀裂を生じる恐れがあるのは、側頭部と後頭部を覆うジェット型ヘルメット「CA-115」で、これまでに500個が生産された。購入者は販売業者へ申し出れば新しいものに交換可能だ。

 なお、華泰公司のジェット型「K-831」はあごひもの強度が不足し、頭部から脱落しやすいと指摘されたが、同社は結果を不服とし再検査を求めている。

 シールドに問題があったのは、業界最大手の坤成実業の製品「KC-03」で、低温下で破損する恐れがある。長進製帽興業のキャップ型製品は、中国語の表示がなかった。

 標準検験局はウエブサイトで検査結果を公開している。
http://www.bsmi.gov.tw/wSite/ct?xItem=19956&ctNode=1510&mp=1