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作成日：2007年8月6日_記事番号：T00001921
安泰銀への共同出資、ロングリーチがオリックスに打診へ
安泰商業銀行への出資計画を発表した豪州上場のプライベートファンド、ロングリーチ・グループは、銀行における単一株主の出資上限を25％とする銀行法の規定に従い、日本のオリックスに共同出資を打診する方針であることが分かった。６日にも安泰銀の臨時株主総会で決議を行う。６日付経済日報が伝えた。
ロングリーチは６月、安泰銀の増資を引き受ける形で、同行株51％を188億台湾元で取得すると発表している。関係者によると、同行はオリックスなどに出資を打診する計画だが、オリックスに直接出資を求める形にはならないと説明している。
同行は臨時株主総会での決議を経て、行政院金融監督管理委員会（金管会）に正式に増資を申請する。ロングリーチは兆豊銀などからの銀行団融資で必要資金を10月までに確保する構えだ。
