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国瑞汽車、来年も自社開発を継続


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年11月13日_記事番号:T00019211

国瑞汽車、来年も自社開発を継続

 
 トヨタ自動車の台湾総代理、和泰汽車集団の蘇燕輝董事長によると、同グループ傘下でトヨタ車製造する国瑞汽車は、来年も10億台湾元(約28億円)以上の経費を投じ、自社による新車開発を進める方針だ。13日付工商時報が伝えた。

 自動車各社が中台間の「両岸経済協力枠組み協議(ECFA)」の締結を見込んで、中国車の導入や生産工程の中台分業などを計画する中、蘇董事長によると、現段階でトヨタはECFAに関して、情勢の変化を見守る姿勢を見せている。この一方、和泰の立場として、「将来的に中国生産のトヨタ車を台湾市場へ導入する可能性も検討する必要がある」という考えを述べた。

 蘇董事長はまた、年末に期限を迎える自動車購入時の貨物税(物品税)減税措置について、「延長すれば、税収全体は増加する効果があるが、打ち切れば来年1、2月の自動車市場は大きなダメージを受ける」と語り、延長すべきという考えを初めて表明した。