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PCキーボードの群光、タッチパネル宸鴻光電に出資【表】


ニュース 電子 作成日:2009年11月13日_記事番号:T00019213

PCキーボードの群光、タッチパネル宸鴻光電に出資【表】

 
 パソコン用キーボードなどを生産する群光電子(チコニー・エレクトロニクス)は12日、静電容量方式タッチパネル大手の宸鴻光電科技(TPKタッチ・ソリューションズ)に約10億台湾元(約28億円)を出資し、第2株主となったことを公表した。13日付経済日報が伝えた。
 
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 台湾系で福建省アモイ市の火炬高技術産業開発区に拠点を置く宸鴻は、アップル「iPhone」のタッチパネル・サプライヤー、独バルダ社から生産を受託していることで知られている。

 今回の出資により、群光が今後キーボードと競合が予想されるタッチパネルに参入するほか、宸鴻は群光の販路を活かし、PC向けタッチパネル市場での展開拡大を図る見込みだ。PC向けタッチパネルは、画面タッチ操作をサポートする米マイクロソフトの最新基本ソフト(OS)「ウインドウズセブン(Windows7)」が発売されたばかりで、将来的な成長が有望視されている。

 また宸鴻は来年、台湾でのUターン上場も計画しているとされる。