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CULV機種の販売不調、ノート用PCBメーカーに落胆


ニュース 電子 作成日:2009年11月13日_記事番号:T00019214

CULV機種の販売不調、ノート用PCBメーカーに落胆

 
 低価格、薄型、省電力などの強みから、世界市場で通年600万台を超える販売を記録すると予測されていた、インテルのコンシューマ向け超低電圧(CULV)プラットフォーム搭載のノートパソコンは、期待されたほどの売れ行きを見せておらず、ノートPC用プリント基板(PCB)メーカーにも落胆の色が広がっている。同業最大手の瀚宇博徳(ハンスターボード)でさえ今年第3四半期までのCULV機向けPCBの累計出荷枚数は88万枚にとどまっており、「世界全体で600万台」には届きそうにない。13日付電子時報が報じた。

 CULVノートには、スマートフォン向け高密度多層基板(HDI基板)が応用でき、ノート用PCBに大きな変革をもたらすとしてPCBメーカーの期待を集めていた。

 PCB業者はCULVノートの不調について、一般のノートPCとの明確な価格差がない反面、中央処理装置(CPU)の性能では一般機種に見劣りするため、消費者の購入意欲を高めるに至っていないと指摘している。