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TIMCは適当な時期に閉鎖=宣明智董事長


ニュース 電子 作成日:2009年11月13日_記事番号:T00019218

TIMCは適当な時期に閉鎖=宣明智董事長

 
 立法院経済委員会が11日、台湾創新記憶体(TIMC)への政府出資を不適切とし、DRAMメーカーへの資金支援計画「DRAM産業再生プラン」の推進停止を要求する決議を行ったことを受けて、宣明智TIMC董事長は12日、「今後、施顔祥経済部長と話をする必要があるが、TIMCは適当な時期に閉鎖することになる」と発言した。13日付電子時報などが報じた。

  一方、TIMCの従業員や同社に協力するボランティア人材は、依然計画の継続を強く望んでおり、宣董事長もこれら人員に対し、「すべては施経済部長および(TIMCの技術パートナー)エルピーダメモリの坂本幸雄社長と話し合った後に明らかになる」と話したという。

 また経済部は11日、立法院での決議を受けて、TIMCへの出資、および力晶半導体(PSC)などが「再生プラン」に対し提出した計画書への審査を当面見合わせると表明したが、林聖忠経済部政務次長は12日、「行政院が決議に対する裁決を下すまでは、既定通り計画を進める」との考えを示した。