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アルカディアン、室内基地局設備の研究開始


ニュース 電子 作成日:2009年11月16日_記事番号:T00019238

アルカディアン、室内基地局設備の研究開始

 
 通信機器メーカーの智易科技(アルカディアン・テクノロジー)は13日、携帯電話キャリアの遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)と共同で、フェムトセル(室内小型基地局)関連の研究計画を経済部に申請した。来年にも少量の出荷を開始し、2011年から本格的な成長を見込む。14日付経済日報が伝えた。

 フェムトセルは、携帯電話の基地局がカバーしきれない地下や建物内の不感地帯を解消する技術だ。アルカディアンは室内で携帯電話、インターネットをどこでも使用可能にするため、遠伝電信と提携して、関連ソフトウエアの設計に参入する。アルカディアンは主にオフィスでの応用を想定している。

 携帯電話端末メーカーやキャリア各社は現在、フェムトセル用の小型基地局設備を導入しており、中華電信は最近、東訊(テコム)の製品による試験整備に着手した。海外ではボーダフォンやAT&Tなどが既に商用化している。