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ウィストロン、「来年3Dノートをほぼ独占」


ニュース 電子 作成日:2009年11月16日_記事番号:T00019242

ウィストロン、「来年3Dノートをほぼ独占」

 
 パソコン受託製造大手、緯創資通(ウィストロン)は来年、3次元(3D)表示スクリーン搭載ノートパソコンのシェア90~100%を確保できると強気の見通しを示している。同社は、先ごろ宏碁(エイサー)から発売された3Dノート「Aspire 5738DG」を手掛けたが、同機種にも搭載された、2Dコンテンツを即座に3D化するソフトウエア技術と特許を世界で唯一保有していることから、来年もほぼ独占して受託できるとみている。16日付蘋果日報が伝えた。

 ウィストロンのソフトウエアは、3Dコンテンツの少ない現状を補うもので、エイサーの林顕郎・台湾区総経理は「画期的な技術」と指摘する。ウィストロンの荘詔仁技術開発総監によると、既に大手ブランドの多くから同社に問い合わせが来ているという。

 なお、資訊工業策進会(資策会)のアナリストによると、3DノートがノートPC全体に占める割合は今年0.7%、来年は1.2%に伸びる見込みだ。

 またウィストロンは来年、3D携帯電話や電子ブックリーダーも出荷する予定で、荘総監は、3D関連製品の世界生産額は2012年に1,500億米ドルに達するとの予測を示した。