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DDR3商機に期待、封止・検査の設備投資拡大へ


ニュース 電子 作成日:2009年11月16日_記事番号:T00019244

DDR3商機に期待、封止・検査の設備投資拡大へ

 
 DRAMメーカーがこれまで主流だったDDR2から新規格DDR3への世代交代を進める中、パッケージング・テスティング(封止・検査)の力成科技(パワーテック・テクノロジー)、福懋科技(FATC)、華東科技(ウォルトン・アドバンスト・エンジニアリング)は、高速検査機の購入などのため、2010年の設備投資額を今年比で大幅に拡大する構えだ。16日付電子時報が報じた。

 パワーテックは来年、DDR3用の高速検査機購入を中心として設備投資に100億台湾元(約280億円)を投じる計画だ。今年の設備投資額は6月末に30億元から50億元に引き上げ、さらに10月末、市況が予想を上回るとして70億元に上方修正している。

 福懋科技は9月以降、顧客のDDR3への移行を受け、DDR3関連の検査機増設を開始した。来年はDDR3高速検査機5台の購入など、今年の2倍に当たる40億元の設備投資を計画している。

 華東科技は来年の設備投資を今年比50%増の30億元と予定し、高速検査機を現行の7台に約10台を追加する計画だ。