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液晶パネル、来年Q2に2割不足も=ディスプレイサーチ


ニュース 電子 作成日:2009年11月16日_記事番号:T00019247

液晶パネル、来年Q2に2割不足も=ディスプレイサーチ

 
 市場調査会社、ディスプレイサーチの謝勤益副総裁は来年のパネル市場の見通しについて、欧米市場の需要回復や、中国など新興市場の力強い需要により、早ければ第2四半期に10~20%の供給不足に陥るとの見方を示した。14日付工商時報が報じた。 

 奇美電子(CMO)と友達光電(AUO)は、中国の液晶テレビ用パネル市場で計49%のシェアを占めており、中国で液晶テレビの需要が伸びればその恩恵を受ける。中国の今年の液晶テレビ販売台数は2,700万台、来年は3,500万台に達するとみられ、特に2月の春節(旧正月)の連休中の販売が通年全体の約15%に達するとみている。

 謝副総裁はまた、3月には在庫積み増し需要が高まるとみられることから、早ければ3~4月にパネル価格の上昇が起きると指摘した。