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台プラ、商用地開発に進出


ニュース 建設 作成日:2007年8月6日_記事番号:T00001925

台プラ、商用地開発に進出

 
 台湾プラスチックグループが初めて商業用地開発に乗り出すこととなった。高雄経貿園区の潜在的開発利益を見込み、関係企業の亜台開発が、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチック)、南亜塑膠工業(南亜プラスチック)の委託を受けて開発に乗り出し、7月末に高雄市政府に対し「自発的市街地再開発計画」を提出した。

 「自発的市街地再開発計画」を行うには、「5分の3の土地所有者の同意が必要」、「開発に同意した所有者が用地の3分の2以上を所有する」という要件を満たす必要があるが、台プラグループは高雄多功能経貿園区内特貿5Bの未利用地20ヘクタールのうち、65%の12ヘクタールをすでに所有している。このため政府主導よりも効率的に開発を進められると見て提出を決めた。

 台プラは、商業ビル、ショッピングモールなどを備えた多機能商業用地を開発する計画。公共施設を除いても6.5ヘクタールを得られ、坪単価は現在の15万~20万元から40万元に上がり、全体の実勢価格は72億6,000元、開発利益は65億元に上ると見積もる。6日付蘋果日報が報じた。
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