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新型インフルの台湾産ワクチン、接種を開始


ニュース 社会 作成日:2009年11月17日_記事番号:T00019256

新型インフルの台湾産ワクチン、接種を開始

 
 新型インフルエンザの流行を受け、台湾産ワクチンの接種が16日から開始された。行政院衛生署は初日に20万人が接種を受けたとみている。17日付中国時報が伝えた。

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ワクチン接種を受ける馬英九総統(16日=中央社)

馬英九総統は同日、新型インフルエンザで学校閉鎖となった台北県中和市の光復国民小学を訪れ、自ら接種を受け、台湾産ワクチンの安全性をアピールした。接種を受けた児童の中には、緊張や体質が敏感なことから軽い体調不良を訴えるケースもあったが、特に問題はないという。

 一方、楊志良衛生署長は16日、国光生物科技(アディミューン)による台湾産ワクチンの生産能力が十分にあることを踏まえ、同ワクチン50万回分を世界保健機関(WHO)を通じ、ワクチンを必要とする国に提供する考えを示した。

 台湾では同日、台北県在住の40歳男性が新型インフルエンザで死亡し、死者数は29人となった。