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交通大、シリコン網膜の臨床試験へ


ニュース その他製造 作成日:2007年8月6日_記事番号:T00001926

交通大、シリコン網膜の臨床試験へ

 
 交通大学の呉重雨校長を中心とする人工シリコン網膜の研究開発チームは、12月から5人を対象に臨床試験を行う計画を固めた。6日付経済日報が伝えた。

 臨床試験は、米カリフォルニア州立大サンタクルス校の劉文泰教授(交通大出身)と協力して進められる。試験計画は行政院衛生署が最終審査を行っている段階。今後5人の試験参加者を公募し、12月中に栄民総医院、台湾大学付属医院、長庚病院で埋め込み手術を行う計画。

 同網膜は色素性網膜炎と老人性黄斑変性症の患者が視力を取り戻すのに役立つと期待されている。大きさは2ミリ四方で、米粒の半分ほどの大きさ。太陽電池を採用し、電源コードによる感染症を防ぐ新型のシリコン網膜についても、動物実験に入っている。