ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

高速道路、12年末までに全面有料化


ニュース 運輸 作成日:2009年11月17日_記事番号:T00019263

高速道路、12年末までに全面有料化

 
 交通部台湾区国道高速公路局(高公局)は、全土の高速道路を遅くとも2012年12月22日から、全面有料化する。これまで台北市の一部など無料で通行が可能だった区間にもすべて自動料金収受システム(ETC)が設置され、走行距離に応じた通行料が徴収されるようになる。17日付聯合報が伝えた。

 料金設定については、高公局が来年4月に計画案を発表する。同局職員によると、短距離利用の料金収入は増えるが、長距離利用の料金は割安になる可能性もあるという。

 ただ、ETCシステムに必要な車載器(OBU)を搭載している車両は、全土で15%にすぎず、高速道路を通行する車両に限定しても37%にとどまる。立法委員からは「年に数回の高速利用者に対し、車載器設置を求めるのか」と反発の声も出ているが、高公局は車載器の貸し出しや通行の事前予約制を実施する方針を示している。