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作成日：2009年11月17日_記事番号：T00019267
元利建設、信義Ｄ５区で高級住宅開発へ
元利建設はこのほど、台北市信義計画区で、国泰金融控股の蔡鎮宇名誉副董事長が所有するＤ５区画1,178坪の土地を25億台湾元（約70億円）で買収した。今後同社は、周辺の個人所有地などの買収を進めた上で、高級住宅の開発を行う計画だ。Ｄ５区画の容積率は200％。17日付工商時報が伝えた。
元利建設の蔡建生総経理によると、信義計画区は高い開発価値が期待できるが既に飽和状態にある。このため、まとまった面積を備えた土地物件が残る数少ないエリアであるＤ５区画での買収を決めたと述べた。
宏大不動産鑑定師事務所は今回の買収について、価格はほぼ相場通りで、面積は独立した開発が可能となる3,000平方メートルを超えていると指摘した。
