ニュース 電子 作成日:2009年11月17日_記事番号:T00019272
量販店の家楽福(カルフール)が展開する携帯電話サービス事業、家楽福電信の李宜真総経理は16日、年末から来年にかけて実施する増資により、資本金を3,000万台湾元から2億元(約5億5,700万円)に拡大し、中国および東南アジア通信市場への進出資金に充てるとの計画を明らかにした。年末に予定する6,000万元の増資計画では、オンラインゲーム業者による出資が見込まれるという。17日付工商時報が伝えた。 家楽福電信の出資比率は現在、統一企業(ユニプレジデント)と統一超商(プレジデント・チェーンストア)、家福企業の台湾3社で51%、欧州最大のMVNO(仮想移動体通信事業者)、Effortel社が49%となっている。
台湾で400万人の量販店カード会員を抱えるカルフールだが現在携帯電話契約者は15万人にすぎず、今後はカード会員の10~20%を携帯電話顧客として獲得したい考えだ。なお同社は来年1月18日まで、量販店の創業祭セールに合わせ、月額99元と299元のプランに新規契約したユーザーに、月額料金の約半額を通話料金としてキャッシュバック(6カ月間)するなどのキャンペーンを行う。
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