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中華映管総経理が交代、合併説も浮上【表】


ニュース 電子 作成日:2009年11月17日_記事番号:T00019279

中華映管総経理が交代、合併説も浮上【表】

 
 中堅液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)の邱創儀総経理が16日辞任し、中小型液晶パネル担当の林盛昌副総経理が総経理代行に就任した。中華映管は現在、台湾、韓国の同業による合併ターゲットとして名前が挙がっており、今回の総経理交代は合併に向けた準備ではないかとの憶測を呼んでいる。17日付経済日報が伝えた。
 
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 同社幹部では、巫俊毅財務長も長期休暇に入っており、辞任説が流れている。

 中華映管は大同集団の傘下企業で、精英電脳(ECS)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)などの優良顧客を持つ。それだけに、奇美電子(CMO)の合併を発表した群創光電(イノルックス・ディスプレイ)や韓国サムスン電子が中華映管の買収に関心を抱いているとの観測が浮上している。大同集団が最近、群創で財務長(CFO)を務めた許嘉成財務長を中華映管の董事会に派遣したことも憶測を呼ぶ要因となっている。

 総経理代行に就任した林盛昌氏は「営業戦略の調整と収益性が高い製品の生産に引き続き取り組みたい」と述べた。