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国発基金によるTIMC投資、中止要求を再決議


ニュース 電子 作成日:2009年11月17日_記事番号:T00019280

国発基金によるTIMC投資、中止要求を再決議

 
 立法院経済委員会は16日、行政院国家発展基金(国発基金)の2010年度予算の審議を行い、経済部と行政院経済建設委員会(経建会)に対し、台湾創新記憶体(TIMC)への出資計画を直ちに中止するよう求める決議を行った。同様の決議は11日にも行ったばかりだが、国民党の丁守中立法委員は再度決議を行った理由について「この件について、政府に対し議論の余地がないことをはっきりさせるため」と説明した。17日付工商時報が報じた。

 今回の審議で、質問を受けた経建会の蔡勲男主任委員はTIMCへの出資計画について▽エルピーダメモリから技術の授権契約を取り付ける▽エルピーダが対等の出資を行う――という原則を示した上で、「この2条件を満たし、さらに行政院長が立法院経済委員会で説明を行って初めて国発基金は出資が可能となる」とし、現在まだ国発基金による出資を議論する段階には至っていないと説明した。