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MRT文湖線トラブル、工信工程に賠償請求へ


ニュース 運輸 作成日:2009年11月18日_記事番号:T00019290

MRT文湖線トラブル、工信工程に賠償請求へ

 
 台北市捷運工程局の陳椿亮局長は17日、台北市の都市交通システム(MRT)文湖線(旧内湖・木柵線)でトラブルが相次いでいる問題で、施工業者の工信工程に9,541万台湾元(約2億6,500万円)の損害賠償を請求する方針を明らかにした。賠償金は今後の工事代金支払い時に天引きする。18日付工商時報が伝えた。

 賠償要求の主な内訳は、余計にかかった人件費が4,315万元、運休に伴う運賃収入損失が2,109万元、乗客に対する補償費用が900万元などとなっている。

 工信工程側は「正式な通知を受けていないが、契約に立ち戻って話し合いたい」とコメントしている。

 一方で、工信工程は捷運工程局がボンバルディア社の都合で、今年8月に文湖線の電車更新作業を予定より41日間遅らせたとして、同局に賠償を要求する姿勢も見せている。