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遠洋航路船舶の中台海運参入、中国側が前向き姿勢


ニュース 運輸 作成日:2009年11月18日_記事番号:T00019291

遠洋航路船舶の中台海運参入、中国側が前向き姿勢

 
 中国交通部の徐祖遠副部長は17日、台湾の台湾海峡両岸航運協会と中国の海峡両岸航運交流協会が台北で開いた座談会に出席し、遠洋航路に就航している中台船籍の貨物船が中台間の貨物輸送に参入することを求める業界の声について、「両協会による議題にしたい」と述べ、前向きな姿勢を示した。18日付工商時報が伝えた。

 また、海峡両岸航運交流協会の胡漢湘理事長は、海運所得税の相互免除問題に関連し、「中国側は既に台湾の商船に免税待遇を与えているのに対し、台湾側は中国の商船に対する免税を認めていない。第4回中台民間トップ会談(江陳会)で話し合いたい」と述べた。

 これに対し、台湾交通部航政司の劉詩宗副司長は「第2回民間トップ会談で合意した海運所得税の相互免除が同時実施できないでいるのは、立法院による法改正が必要なためだ」として、中国側の理解を求めた。