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独特デザインの台中大都会歌劇院、年内着工へ


ニュース 建設 作成日:2009年11月18日_記事番号:T00019294

独特デザインの台中大都会歌劇院、年内着工へ

 
 独特のデザインで特殊工法が必要となるため、施工業者が決まっていなかった台中大都会歌劇院(台中メトロポリタンオペラハウス、2,013人収容)が年内に着工される見通しとなった。

 18日付中国時報によると、台中市政府は17日、地元建設会社の麗明営造と施工発注契約を結んだ。完成は2013年末の予定。総工費は43億6,000万台湾元(約121億円)。

 同歌劇院は日本の建築家、伊藤豊雄氏が設計したもので、梁(はり)や柱がない不規則な曲線形の建物。難度が高い工法が必要となるため、過去5回実施された入札はいずれも不調に終わっていた。伊藤氏は高雄市の世界運動会主場館(ワールドゲームズ・スタジアム)の設計を手掛けたことでも知られる。

 麗明営造は台中市の新市政中心の施工を担当した実績が買われ、市政府の要請を受け、建設を担当することが決まった。

 胡志強台中市長は「シドニーのオペラハウスに肩を並べる世界的なランドマークになれば」と述べた。