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裕隆が中台共同開発車を発表、市場最安値で来年1月発売へ【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年11月18日_記事番号:T00019304

裕隆が中台共同開発車を発表、市場最安値で来年1月発売へ【表】

 
 裕隆汽車集団の100%子会社、裕隆酷比汽車は17日、中国・吉利汽車(浙江省)との技術提携で開発した自社ブランド車「tobe(酷比) m'car」を発表した。排気量1,300cc、4ドア5シートの小型車で、販売価格はマニュアル車で40万台湾元(約110万円)以下、オートマチック車で40万元からと「市場最安値」を強調した。来年1月中旬に台湾市場で発売開始予定で、毎月300~500台の販売を目指す。18日付蘋果日報などが報じた。
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17日に発表された「tobe m'car」。電気自動車版も公開されたが、発売時期は未定だ(裕隆汽車提供)

 裕隆によると、ホワイト、シルバー、ピンクの3色を用意し、主に都市部に住む25~35歳の女性をターゲットとする。

 専門家は、同車種は豊富な装備を搭載しており高い競争力を持つが、吉利汽車「熊猫(パンダ)」のデザイン、および中国製エンジンを採用していることから、中国製品に不信感のある台湾市場で受け入れられるかが課題とみている。これについて、羅明徳・裕隆酷比マーケティング部副理は、「台湾の衝突安全テストや燃費基準をクリアーしており、3年保証(走行距離無制限)も付ける予定だ」と自信を見せた。
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