ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

LEDの璨円光電、江蘇揚州に生産拠点設置へ


ニュース 電子 作成日:2009年11月18日_記事番号:T00019309

LEDの璨円光電、江蘇揚州に生産拠点設置へ

 
 発光ダイオード(LED)エピタキシャルウエハー・チップメーカーの璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)が、中国江蘇省揚州市に中国最大級のLEDエピウエハーメーカー、江蘇璨揚を設立する。来年5月に業務を開始する予定だ。璨円は揚州工場に有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置50台を購入するなど、投資総額は約48億台湾元(約133億円)と、台湾LEDメーカーによる中国投資としては過去最大となる見込み。18日付経済日報が伝えた。

 江蘇璨揚は当初資本金7,200万米ドルのうち、璨円が51%を、LEDパッケージングの東貝光電科技(ユニティ・オプト・テクノロジー)が10~15%を出資。液晶テレビ受託製造の瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)と韓国LGディスプレイ(LGD)が提携パートナーとなる。

 揚州市はLED産業の育成に注力しており、先週来台した同市共産党委員会の王燕文書記は、同市に投資する企業に対しMOCVD装置1台購入につき1,000万人民元(約1億3,000万円)の補助を行うとの方針を表明した。実現すれば、江蘇璨揚は最高24億~25億台湾元という巨額の補助金を受けることになる。