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中華航空とエバー航空、2年ぶり黒字転換【図】


ニュース 運輸 作成日:2009年11月19日_記事番号:T00019321

中華航空とエバー航空、2年ぶり黒字転換【図】

 
 中華航空(チャイナエアライン)は、10月の税引き前利益が1億5,000万台湾元(約4億2,000万円)となり、長栄航空(エバー航空)とともに、原油価格高騰や金融危機による苦境を抜け出し、2年ぶりの単月黒字を記録した。19日付経済日報などが報じた。
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 中華航空は10月、航空貨物運送の売上高全体に占める割合が35%から46%に、エバー航空も31%から41%に大幅上昇し、これが黒字化に貢献したもようだ。

 中華航空の魏幸雄董事長は18日、「航空貨物市場が活発なことから、第4四半期通期でも黒字が見込める」と語った。

 証券会社の予測では、中華航空は第4四半期、航空貨物の売り上げが爆発的に増加し、税引き前利益が5億元へと、この2年で最高になる見込みだ。
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中華航空の魏幸雄董事長(右)は18日、桃園国際空港で行われたジェットエンジン運転試験設備の供用開始セレモニーで、今後の補修コストの低減に貢献すると語った。左は朱立倫行政院副院長(18日=中央社)