ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

オフィスラブの悲劇、初めての不倫で董事長が腹上死


ニュース 社会 作成日:2009年11月20日_記事番号:T00019342

オフィスラブの悲劇、初めての不倫で董事長が腹上死

 
 求人情報大手の1111人力銀行の調査によると、サラリーパーソンの46%が、オフィスラブの経験者だとか。その中には不倫関係もあり、悲劇の結末を迎えるケースもある。

 ハイテク企業に勤める葉総経理(48)はすらりとした美人で、高学歴の独身キャリアウーマン。08年2月、台湾で春節(旧正月)を過ごすため、工場のある中国江蘇省から帰省したところ、既婚者の陳董事長(52)から食事に誘われた。

 食事の後、2人は台北市内のホテルで不倫関係に。ところが陳董事長は興奮し過ぎたのか、心臓病発作を起こし苦しみ出した。すぐに病院に運ばれたものの、ついには帰らぬ人となってしまった。

 葉さんによると、陳董事長はずっと彼女に好意を示していたが、交際していたわけではなく、男女の仲になったのはこの日が初めてだという。「こんなことになると分かっていたら断るんだった」と後悔するが、後の祭りとなった。

 陳董事長夫人は2人の不倫を法的に追及するつもりはなかったが、後になって葉さんがこっそり、亡き夫が保有していた会社の株券(2,000万台湾元相当)を自分名義に書き換えていたことを発見。そこで、葉さんを家庭妨害罪と文書偽造で訴えた。葉さんには18日、懲役4月または12万元の罰金判決が下されている。

 医師によると、性交中の突然死、いわゆる腹上死は50歳以上に多く発生しており、高血圧や動脈硬化など心血管疾病のある人や、コレステロール値が高い人は特に要注意だそうだ。日本の統計では腹上死の70%は不倫のケースだというから、不倫はよほど刺激的ということなのだろう。