ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

従来型生命保険料、来年から20%引き上げへ


ニュース 金融 作成日:2009年11月20日_記事番号:T00019349

従来型生命保険料、来年から20%引き上げへ

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)保険局が来年から保険責任準備金に適用する利率を0.5%引き下げる見通しとなり、従来型生命保険の保険料は来年以降、20%程度引き上げられる可能性が高まった。20日付経済日報が伝えた。

 従来型生命保険とは固定利回り型の保険商品で、最近は保険料が割高なことから不人気となっており、生保業界では変動利回り型や投資型の保険商品にシフトする動きが加速している。

 保険責任準備金の利率引き下げは、保険事業発展中心が所定の計算式に基づき、答申を行う見通しで、金管会が最終決定する。同利率は債券利回りを基準に算出され、今回は契約期間6~10年の従来型生命保険の準備金金利が引き下げの対象になる見込み。10~20年物は据え置きが有力だ。

 宏泰人寿保険の周国端董事長は19日、「責任準備金利率がさらに引き下げられれば、従来型生命保険市場に対する『死亡宣告』に等しい」と指摘した。