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東洋薬品、高血圧薬で特許獲得


ニュース その他製造 作成日:2009年11月20日_記事番号:T00019357

東洋薬品、高血圧薬で特許獲得

 
 台湾東洋薬品工業(TTYバイオファーム)はこのほど、高血圧治療薬の新型「諾圧錠」(アムトレル錠)が台湾で特許を取得したことを明らかにした。20日付工商時報が伝えた。

 諾圧錠は2004年に医薬品として認可され、これまでも市販されてきた。今回取得した新処方の特許有効期限は2023年11月までとなっている。

 諾圧錠は有効成分としてアムロジピン、ベナゼプリルの双方を組み合わせた複合薬。諾圧錠はそれまで普及していたカプセル状の高血圧薬「ロトレル」がのどに付着して服用しにくいとの指摘を踏まえ、服用が容易な錠剤タイプで開発された。医師は必要に応じて錠剤を削り、投与量を調整することが可能だ。

 一方、同社は中国の大手製薬会社と共同で上海にたんぱく質薬とがん治療薬の工場を建設する計画で、事業全体の投資額は7年間で27億2,000万台湾元(約74億7,000万円)が見込まれる。