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遠伝電信、来年はHSPAネットワークを強化


ニュース 電子 作成日:2009年11月20日_記事番号:T00019364

遠伝電信、来年はHSPAネットワークを強化

 
 遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)の李彬商務長(CBO)は19日、「当グループの来年の設備投資額は今年を上回る」と述べ、約半数を第3.5世代(3.5G)と呼ばれるHSPAネットワーク構築に投入する方針を表明した。証券会社によると、今年91億台湾元と見込まれる同グループ全体の設備投資額は、来年最高で100億元(約275億円)となり、うち遠伝電信のHSPA構築への投資額は30億~40億元程度を占めると予測される。20日付工商時報が伝えた。

 HSPA構築には、中華電信も来年30億元程度を投資すると表明しているが、遠伝電信の投資額はこれを上回り業界最大規模となるもようだ。また、第4世代(4G)と呼ばれる高速無線通信規格、WiMAX(ワイマックス)には設備投資全体の10%を投入する。

 このほか李CBOは、非音声の付加価値サービスの売上高について、来年は過去最高を更新するとした。売上高全体に占める比率は現在の14%から20%以上に拡大し、将来的には25~30%まで引き上げたいとした。