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ウィンボンドのロジックIC子会社、クアンタとASUSが出資


ニュース 電子 作成日:2009年11月20日_記事番号:T00019367

ウィンボンドのロジックIC子会社、クアンタとASUSが出資

 
 中堅DRAMメーカー、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)幹部はこのほど、100%子会社のロジックICメーカー、新唐科技の株式5,300万株を、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、華碩電脳(ASUS)、および神通集団(マイタック・シネックス・グループ)などに売却したと表明した。売却により、ウィンボンドは新唐の持ち株率を74.81%とし、第4四半期に2億4,600万台湾元(約6億8,000万円)の売却益計上が見込まれる。また今後、クアンタとASUSの2社との関係が強化され、出荷の拡大につながるとみられる。20日付経済日報が伝えた。

 ウィンボンドは2社の出資比率を明らかにしていないが、同幹部によると10月末に1株当たり15.97元でクアンタに3,833万2,000株を譲渡し、先ごろ残りの1,466万8,000株を同18元でASUSと系列企業、神通集団などに売却したという。

 同幹部は新唐の将来的な株式上場に向けたものと株式売却の理由を説明している。早ければ来年第4四半期にも店頭公開する予定で、今後も引き続き複数の株主を引き入れる可能性を示唆した。