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エイサー、中国にR&Dセンター設置へ【図】


ニュース 電子 作成日:2009年11月20日_記事番号:T00019368

エイサー、中国にR&Dセンター設置へ【図】

 
 宏碁(エイサー)の王振堂董事長は、中国での製品研究開発(R&D)センター設置計画を表明し、デスクトップパソコンを中心に同国PC市場を全面的に攻略すると意欲を示した。中国は2011年にも世界最大のPC市場へ成長すると研究機関などから予測されているが、エイサーは同市場シェアで他ブランドに大きく後れをとっている。20日付工商時報が報じた。
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 観測によると、エイサーはR&Dセンターを上海に設置し、その後、規模を拡大していく計画とみられる。

 市場調査機関ガートナーのレポートによると、第3四半期のエイサーの中国PCシェアは3.3%で6位、ノートPCは6.9%の5位となっている。エイサーの同期ノートPCシェアは、他の重要市場では軒並み3位以内に入っており、王董事長は「中国市場だけは理想に届いていない」との認識を示した。

 中国で振るわない要因として、「これまで欧米市場をターゲットに製品を開発してきたため、中国の消費者を引き付けられなかった」と説明。今後は中国市場に合う製品を開発し、来年ノートPCシェア3位を目指す。