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ジンテック、日本向け出荷で大幅増産へ


ニュース その他製造 作成日:2009年11月23日_記事番号:T00019382

ジンテック、日本向け出荷で大幅増産へ

 
 太陽電池大手、昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)の潘文炎董事長はこのほど、日本からの大型受注に対応するため、来年中に生産能力を現在の年560メガワット(MW)から730MWへと拡大する意向を明らかにした。茂迪科技(モーテック・インダストリーズ)との台湾業界トップ争いは激しさを増し、世界5大メーカー入りをうかがう。23日付経済日報が伝えた。

 同社の生産ラインは現在、需要に追い付かない状況で、毎月の出荷量は50万MW、今年の生産量は350万MWに達すると見込まれる。

 潘董事長は現在の経営状況について、「米MEMCエレクトロニック・マテリアルズからの原料調達契約見直しで、コスト競争力が大幅に向上し、過去のピーク時に徐々に近づきつつある」と説明した。

 合併や買収の可能性については、「勢力拡大にはいかなる手段も排除しないが、急ぐことはない」と述べた。