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中台間の石化輸送、直航実現でコスト低下【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2009年11月23日_記事番号:T00019383

中台間の石化輸送、直航実現でコスト低下【表】

  
 交通部は20日、現在日韓の海運会社による独占状態となっている中台間の石化製品輸送で、中台双方の船籍の化学タンカーによる直航を認める方針を明らかにした。21日付経済日報が伝えた。
 
T000193831

 
 中国の海峡両岸航運交流協会(海航会)の徐祖遠名誉理事長(交通運輸部副部長)がこのほど台湾を訪問した際、台湾側の台湾海峡両岸航運協会(台航会)は、中台間の直航条件を満たす中国側の化学タンカーの台湾入港を認める方針を伝えた。

 また、台湾側では台塑集団(台湾プラスチックグループ)が外国船籍の化学タンカーを台湾籍に変更することを前提として、交通部が麦寮港から中国への直航を認める。

 これまで中台間の石化製品輸送は、外国船籍による第三地経由が原則となっていたが、直航が認められることで、輸送コストの削減が見込まれる。