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イノテラの50ナノプロセス、歩留まり率が大幅向上


ニュース 電子 作成日:2009年11月23日_記事番号:T00019397

イノテラの50ナノプロセス、歩留まり率が大幅向上

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM大手、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は、第3四半期からテスト生産に入った50ナノメートル製造プロセスで歩留まり率が大幅に向上したとして、来週にも祝賀会を行う。21日付経済日報によると、歩留まり率6割を達成したもようだ。

 市場では、同社は歩留まり率向上で、50ナノプロセスへの移行が加速度的に進むとみている。同社は来年、第1四半期に同プロセスで2GB(ギガバイト)DDR3の量産に入り、年末までに月産能力をすべて50ナノプロセスに切り替える予定だ。

 また、DRAM価格が第4四半期、比較的高水準で安定して推移していることから、イノテラは11月業績の黒字転換も期待できそうだ。

 同社は、来年中に40ナノプロセスの導入に取り組む方針で、来年の設備投資額は450億台湾元(約1,235億円)と、今年の137億元から飛躍的に増加する見込みだ。