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新型インフルワクチン接種、中学生79人にめまいなど


ニュース 社会 作成日:2009年11月24日_記事番号:T00019403

新型インフルワクチン接種、中学生79人にめまいなど

 
 23日から始まった中学生への新型インフルエンザ(H1N1)のワクチン接種で、台中県市、苗栗県、屏東県の計79人に接種後、めまい、吐き気、呼吸困難感などの症状が発生したことが明らかとなった。病院で検査したところ深刻な危険性はなく、新型インフルへの対策に当たる中央流行疫情指揮中心は「過度な緊張が引き起こす症状で、一定時間の休息を取れば回復する」と説明している。24日付中国時報が報じた。
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屏東県の万巒中学校では23日、46人の生徒にめまいなど症状が出たが、同県衛生局は「接種はスケジュール通り実施する」と表明した(23日=中央社)
 
 中央流行疫情指揮中心によると、既に89万人がワクチン接種を受けたが、深刻な急性過敏反応は起きていない。これまでに通報された異常反応は、30%がめまい・吐き気など一時的な反応で、その他は軽い発熱および発疹(ほっしん)。また国産、外国産ワクチンで発症率に大きな違いはないという。

 中央流行疫情指揮中心の統計によると現在、インフルエンザ感染で診察を受ける人の数は全土で1日に約1万6,000人、そのうち7,000人近くが新型インフル感染者となっており、依然流行は拡大しているもようだ。