ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

粉ミルクの減税措置、来年5月まで延長


ニュース 食品 作成日:2009年11月24日_記事番号:T00019408

粉ミルクの減税措置、来年5月まで延長

 
 行政院は物価安定を図るために2008年5月から実施している粉ミルクの関税緊急引き下げ措置を今月11月16日の期限切れにさかのぼって、来年5月15日まで延長することを決めた。乳幼児用粉ミルクは税率を半分とする措置が継続されるが、粉ミルクの国際価格が反落したため、調整粉ミルクに関しては減税幅が25%に縮小される。24日付経済日報が伝えた。

 今回の減税措置延長で、対象品目は乳幼児用粉ミルクと調整粉ミルクの2品目に縮小された。関税率は乳幼児用粉ミルクが2.5%、調整粉ミルクが9%となる。

 現在台湾では粉ミルクの96%を輸入に頼っている。2006年にオーストラリアで起きた干ばつの影響で、世界的に乳製品の価格が高騰し、粉ミルク相場は高止まりが続いていた。関税緊急引き下げ措置は半年ごとに見直しが行われている。