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10月失業率5.96%、2カ月連続で改善【図】


ニュース その他分野 作成日:2009年11月24日_記事番号:T00019410

10月失業率5.96%、2カ月連続で改善【図】

 
 行政院主計処が23日発表した10月の失業率は5.96%で、前月から0.08ポイント下落した。失業率の改善は2カ月連続。季節調整後の数値は前月から0.05ポイント下落の6.04%で、昨年4月以来18カ月ぶりの改善となった。24日付工商時報などが伝えた。
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 10月の失業者数は65万3,000人と前月から8,000人減少した。企業倒産・廃業などによる失業者は前月から1,000人減少したものの依然33万6,000人と、失業者全体の51%を占めている。就業者数は前月比3万2,000人増の1,031万人となった。

 主計処第四局の劉天賜副局長は、失業率のピークは既に過ぎたものの、金融危機以前の水準まで回復するにはまだ一定の時間が必要と指摘。また、失業者のうち45~64歳の中高年者層は、前月比1,000人増、前年同期比4万人増の13万8,000人を占めており、家庭や社会に対する影響が大きいと強調した。