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作成日：2009年11月24日_記事番号：T00019414
カラオケ銭櫃の忠孝そごう前ビル、国泰人寿が買収
生命保険大手の国泰人寿保険（キャセイライフ）は23日、太平洋そごう百貨台北忠孝館（台北市忠孝東路四段）向かいに位置するカラオケボックス、銭櫃（キャッシュボックス）台北ＳＯＧＯ店ビルを、総額29億9,000万台湾元、１坪当たり130万台湾元（約360万円）で買収した。坪単価は商用不動産としては台湾全土での過去最高額を更新した。24日付中国時報が伝えた。
同ビルは地上11階、地下２階建て。国泰人寿は、「東区商圏に位置する同ビルは、安定した家賃収入が見込める上、オフィスビルやショッピングモールへの改装も可能だ」と将来性を好感している。不動産鑑定士によると、同地区の賃貸料相場は１坪当たり２万元で、同ビルは月間900万～1,000万元の家賃収入が見込める。
国泰人寿によると、同社は今年91億1,600万元を投じ、今回を含め不動産４件を購入しているが、依然900億元余りを不動産投資に投入可能だという。投資利回りが３％以上であれば、投資対象として検討する方針だ。

