ニュース 電子 作成日:2009年11月24日_記事番号:T00019419
中華電信傘下、台湾最大の音楽ストリーミング配信サイト「KKBOX」を運営する願境網訊(KKBOX台湾)は23日、香港の通信キャリア、和記電訊(ハチソンテレコム)と共同で、音楽配信サービスを提供すると発表した。24日付工商時報などが報じた。
同日付電子時報によると、和記電訊が香港での独占販売権を持つ米アップルの携帯電話「iPhone」が当初のサービス対象となる見通しだ。和記電訊は香港でユーザー270万件を誇る最大手で、うち3Gユーザーは130万件に上る。
業界関係者によると、著作権や海賊版といった問題が比較的クリアしやすいストリーミング配信がスマートフォンでも可能になり、音楽配信サービスは今後、モバイル機器での提供が新たな市場となる見込みだ。
業界関係者は、KKBOXが香港を皮切りに、来年にはシンガポール、マレーシア、中国へ進出し、中国語による音楽配信サービスでの商機を狙う計画だと指摘。中華電信はデジタルコンテンツサービスでの協力に向け、中国で「iPhone」を販売するキャリア、中国聯合網絡通信(チャイナ・ユニコム)と交渉中だと認めている。
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