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タイヤの正新、彰化に新工場設置へ【表】


ニュース その他製造 作成日:2009年11月24日_記事番号:T00019420

タイヤの正新、彰化に新工場設置へ【表】

 
 タイヤ大手、正新橡膠工業の羅結董事長は23日、彰化県の彰南科技園区に新工場を設置することで、卓伯源彰化県長と協力覚書に署名した。投資額は同社過去最大規模の120億台湾元(約330億円)、2010年6月の着工、11年6月の操業開始を目指す。第1期工場の面積は41ヘクタールが予定され、生産額は年間130億元を見込んでいる。24日付経済日報が伝えた。
 
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 同社は先ごろ中国重慶での100億元規模の工場新設計画を表明したばかり。生産拡張によるシェア拡大で、世界10大タイヤメーカーの地位を不動のものにしたい考えとみられる。重慶は乗用車向け、彰南では台湾域内のバス・トラック向けを中心に生産する。

 羅董事長によると、先ごろタイ工場で怠業事件が発生したため、同国工場での生産拡張を取りやめ、台湾での投資に切り替えたという。彰化県政府の投資企業に対する用地確保など、非常に効率的なサポートも同地での工場設置の決め手となったと説明した。