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HPの10年台湾調達、200億ドル規模を維持か


ニュース 電子 作成日:2009年11月24日_記事番号:T00019421

HPの10年台湾調達、200億ドル規模を維持か

 
 ヒューレット・パッカード(HP)による来年の台湾からの電子製品調達額は今年の200億米ドル規模水準を維持するとみられ、鴻海精密工業(フォックスコン)、広達電脳(クオンタ・コンピュータ)などが恩恵を受けそうだ。24日付蘋果日報が報じた。
 
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施顔祥経済部長(左)は23日、台湾調達の成長率が2年連続高かったサムスン電子の畢重仁次長に「成長賞」を授賞した(23日=中央社)
 
 蕭国坤HPアジア太平洋地区国際採購処総経理は23日、外資系企業による台湾からの電子製品調達は来年プラス成長に転じるとの見方を示した。資訊工業策進会(資策会)の統計によると、金融危機の影響を受けた今年は、前年比12.2%減の740億米ドルと10年ぶりにマイナス成長となる見通しだ。

 蕭総経理はまた、HPの台湾調達は個数ベースでは伸びた一方、金額ベースでは縮小しており、平均販売単価(ASP)の低い低価格ノートパソコンの出荷台数が昨年比250%増と大幅に増加したことが理由と指摘した。

 経済部によると、台湾からの調達額が多い外資系企業は、トップのHPのほか、▽デル▽ソニー▽サムスン電子▽アップル▽東芝▽聯想集団(レノボ)──。