ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

蘇澳自由貿易港区、交通部審査を通過


ニュース その他分野 作成日:2009年11月25日_記事番号:T00019434

蘇澳自由貿易港区、交通部審査を通過

 
 蘇澳港(宜蘭県蘇澳鎮)の自由貿易港区設置計画が24日、交通部による審査を通過した。年内に行政院の最終認可が下りる見通しで、進出企業は関税や営業税、商港サービス料の免除などの優遇措置を受けられるようになる。25日付経済日報が伝えた。

 蘇澳自由貿易港区は、総面積71ヘクタールで、19.4ヘクタールと4.89ヘクタールの物流園区、倉庫3基、埠頭(ふとう)などを備えている。

 蘇澳自由貿易港区ではグリーンエネルギー関連企業の集積を計画しており、光電や太陽エネルギー関連業者の誘致を進めている。

 交通部によると、既に電気自動車製造の必翔実業が進出を決めており、約5ヘクタールの敷地に電動カートの組み立て工場を来年3月に着工する。量産開始は2011年6月1日を予定している。

 自由貿易港区は現在、基隆、台北、台中、高雄、桃園の5カ所に設置されている。昨年の輸出入総額は1,128億5,000万台湾元(約3,095億4,000万円)で、今年は10月までに1,143億1,300万元に達し、既に昨年実績を超えている。