ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

米台TIFA交渉「来年再開を」=AIT事務所長


ニュース その他分野 作成日:2009年11月25日_記事番号:T00019435

米台TIFA交渉「来年再開を」=AIT事務所長

 
 米国の駐台代表、米国在台協会(AIT)のウィリアム・A.スタントン台北事務所長は24日、米台間の貿易投資枠組み協定(TIFA)の締結に向けた会議を来年初めにも台北で行いたいとの考えを示した。TIFA締結交渉は、米国産骨付き牛肉の輸入制限問題がネックとなり、昨年から1年余りにわたりストップしていた。25日付工商時報などが報じた。
T000194351

馬英九総統(右)は24日総統府でレイモンド・バーガードAIT主席理事(左)と会見した際、「台米間の相互ビザ(査証)免除の実施や容疑者の身柄引き渡し協定の改定などに向け、TIFA会議の早期開催を望んでいる」と語った(24日=中央社)

 スタントン台北事務所長は24日出席した台北米国商会(商工会議所)会員大会の昼食時にスピーチを行い、「米国側はTIFA会議の開催に向け準備を進めており、議題としてエネルギー関連、環境保護、投資環境の改善などが考えられる」と語った。

 また、米国産牛肉の輸入問題について、「わたしの子どもや孫も米国産牛肉を食べている」と安全性を強調した上で、「この問題が早期に解決し、双方が気分良くTIFA会談に臨めることを期待する」と語った。この発言から、米国産牛肉問題がTIFA会議の実現に影響する可能性があると工商時報は報じている。